ヤナギサワの技術TECHNOLOGY

プレイヤーの立場に立ったテクノロジーと優れた性能。
常に「いい音」と、常に一歩先をいく「使いやすさ」を求める精神がひとつひとつのパーツと独自のシステムにいきています。

ヤナギサワ独自の技術をご紹介

立ち上がり調節機能付フロントFキー

サイドFキーをフロントで操作し、フラジオレット奏法の可能性を拡げます。
Fキーのタンポの開きを独立して調節できるため、最良のポイントに合わせられます。

三点支持支柱

ベルと本体とは三点支持支柱で固定、高い剛性を確保しています。
フォルティッシモでもしっかりとした響きが得られます。

サムの魔法使い

点で接する構造により、豊かな響きを実現した「指掛け」。真鍮製で滑らかな吹き心地を実現し、音色のバラツキも少なくした「拇指台」。
(991、992、993モデルは金メッキ仕上げ、SC-991は除く)
(特許No. 3033897)

C#-Bb連動テーブルキー C#-B連動テーブルキー

C#キーとBbキーの間にシーソー機構を採用。よりスピーディで滑らかな運指を可能にしています。
C#-Bbの連動に加え、C#-B間にもシーソー機構を採用。滑らかな連動を実現した当社独自のシステムです。

右手バランスキー共振止め機構(ブレ止め)

低音演奏時の右手バランスキーの共振を防ぐ機構。安定した低音演奏を可能にします。
(特許No. 2545683)

左手サイドキー1枚座、一体鍵柱長座

管体とキーポストの溶接の強度を高めるのが目的ですが、ポスト上への衝撃から管体の損傷を防ぐ役目も果たしています。また、しっかりとした中音域の響き、全音域での音の重量感と遠達性、優れた音の安定感が得られます。

ダブルアームキー

2本のアームで力を伝えることで、カップのネジレやユガミを防ぎます。また、耐久性も向上しています。

沿革

昭和29年テナーサクソフォン第1号(T-3)製作。
昭和31年~昭和41年アルトサクソフォン第1号(A-3) / A-5(アルト) / T-5(テナー) / Low Aキー付きバリトンサクソフォン(B-6)を完成。
昭和43年日本初の、ソプラノサクソフォン(S-6)High Eキー付きソプラニーノサクソフォン(SN-600)を完成発表。
楽器作りの一の信条は「幅広い音楽作りを可能にする柔軟性を持った楽器」で、新しい構造設計が生かされたプロモデルの試作品を展示。
「技術のヤナギサワ」の面目を集大成したソプラノ、アルト、テナーサクソフォン等を'77楽器フェアーに発表。
ソプラニーノからバリトンまで5種類、15機種の楽器を完成。
「手に始まり、機械を経て手に終わる」をモットーに優れた技術者と近代化された優秀な専用機械を駆使して、一つ一つの部品に至るまでエキスパートによる一貫作業から優れた楽器を生産し、アメリカ・カナダ・中南米・オーストラリアをはじめ、北欧及びヨーロッパ諸国等へも輸出を行い、好評を博している。
昭和53年~昭和60年エリモナシリーズ(モデルNo.800)日本初のカーブドソプラノ・世界初のデタッチャブルネックのソプラノ(S-880)を発表した。
平成2年~平成7年900,990シリーズのソプラノ、バリトン・日本初のシルバーソニックボディーモデルの9930を、ソプラノからバリトンの4種類を発表し、銀管から発する音色の美しさをアピールした。
アルト、テナーを900,990シリーズに、一歩先を行く機能を備え、より使い易さを進歩させた900μ、990μシリーズに変更。
平成11年総管体銀製のアルトサクソフォンA-9937を発表。
平成12年総管体銀製のテナーサクソフォンT-9937を発表。バリトンの最高峰と呼べるB-9930BSB完成。
ブロンズブラス製金メッキ仕上992GPシリーズ発表。
平成13年ブロンズブラス製ピンクゴールドメッキ仕上992PGPシリーズ発表。
平成14年総管体銀製にピンクゴールドメッキ仕上げの至高の楽器9937PGPシリーズ誕生。
クラスを越えたブロンズブラスの表現力で高く評価されるアルトA-902発売。
平成15年好評アルトに続き、音楽性の高いブロンズブラス製テナーT-902発売。
平成16年カーブド・ソプラノのSC-991、992発売。
平成18年世界初の総管体14金製アルトサクソフォンA-9914を製作。
参考出品としてmusikmesse2006 にて発表。ヤナギサワの高い技術力を世界にアピール。
平成20年総管体銀製のカーブド・ソプラノサクソフォンSC-9937を発売。
平成26年アルトWOシリーズを発売
平成27年テナーWOシリーズを発売
その進歩はどどまることなく、さらに良いサクソフォンを求めている。